フレキシブルオフィス運営事業
費用対効果を最大化するマーケティングと、無人施設のオペレーション構築で運営を効率化
クライアント
東京電力ホールディングス株式会社 様

プロジェクト概要
マーケ・営業・問い合わせ対応をチームで行うことで、最重要課題だったサービスオフィスの稼働率は最大88%アップ。店舗運営管理においては、業務マニュアルの見直しと業務体制の構築で、無人運営オペレーションの効率化に成功しました。
株式会社Zero-Ten Parkは、施設運営のプロとして培った経験やノウハウを駆使して、施設運営受託、不動産利活用、ベンチャー企業への投資・育成サポート、コンサルティングなど、あらゆるビジネスにおいて総合的なバックアップを行っています。
ビシネス空間の活用を通し、あらゆる業界・業種を超えて、才能あふれる人や企業同士をつなぎ、成長を支援するプロジェクトがさまざま。
今回は、東京電力ホールディングスが無人店舗として運営するテレワークオフィス「SoloTime」にて、マーケティング、セールス、遠隔でのカスタマーサポート等の施設運営受託業務を行う、株式会社Zero-Ten Park 運営ソリューション部の梶浦さんへ、本プロジェクトの全貌についてインタビューしました。

——— プロジェクト全体の概要を教えてください。
東京電力ホールディングスが無人店舗として運営するテレワークオフィス「SoloTime」にて、マーケティング、セールス、遠隔でのカスタマーサポート等の施設運営受託業務を行なっています。
働き方改革や新型コロナウイルスの流行をきっかけにシェアオフィスの需要が加速する中、業務の効率化・生産性向上に資する働く拠点の拡大を目指し、他のシェアオフィス事業者との業務提携も進めながら都心から郊外まで幅広くご利用いただける拠点の拡大を進め、提携店含め全国に約300店舗を展開しており、働く人々に新たな選択肢を提供しています。


テレワーク推進や働き方改革の一環として活用のほか、出張・外出先でもセキュリティに配慮されたワークスペースを活用したい法人企業をはじめ、フリーランスやリモートワーカーといった柔軟な働き方を望む個人にも幅広く利用されるテレワークオフィスです。
——— Zero-Ten Parkとしての業務内容はどんなものでしたか?
2024年5月より、当初はプロジェクトマネージャー1名でWEB広告運用、営業、マーケティング支援を開始し、松山、京都、渋谷の3店舗においてサービスオフィスの稼働率向上に向けた施策を段階的に実施しました。施設運営・WEB広告運用・リーシングを一貫して対応できる体制を構築し、獲得した問い合わせを成約まで管理することで、費用対効果の最大化を図りました。
さらに同年10月からは、店舗運営管理全般も担い、現場対応やカスタマーサポート業務を含む運営体制の強化を行っています。
直営店や提携店の拡大に伴い、現在は7名体制で対応しております。
——— このプロジェクトは、どのようなきっかけから始まったのでしょうか?
東京電力ホールディングス株式会社の子会社である東電不動産株式会社が運営する「WORKING PARK EN」というシェアオフィスの受託実績を受け、まずはサービスオフィスのマーケティングとリーシング業務のみ、スポットでお受けしました。
短期間での問い合わせ獲得数や内覧・成約数の向上および、シェアオフィス・コワーキングスペースの運用者である弊社ならではのノウハウを活かしたスピード感を持った対応や、営業力をご評価いただき、最終的にはマーケティング・リーシングのみならず事業全体の運営受託についてお任せいただけることとなりました。

▶︎ WORKING PARK EN のプロジェクトストーリーはこちらをご覧ください
——— 本プロジェクトを遂行するにあたって、どのような課題がありましたか?またZero-Ten Parkは、その課題解決にどのように寄与したでしょうか。
当時の最重要課題はサービスオフィスの稼働率向上でした。
その課題解決に向けて、まずは競合分析および市場調査を実施し、結果をもとにターゲット層を明確化しました。独自の訴求ポイントを打ち出した広告運用を行ったり、接触時期を見極めた上でキャンペーンを展開するなど、目標達成に向けた施策を強化した結果、稼働率を大幅に向上させることができました。
Zero-Ten Park 受託後稼働率(※2025/04時点)
渋谷店 88%向上
京都店 38%向上
松山店 40%向上
またSoloTimeは無人施設のため、店舗運営管理においては、業務プロセスの標準化と効率的なオペレーション体制の構築が課題でした。
オペレーション改善会議を定期的に実施しながら、マニュアルの整備や業務フローの見える化に取り組みました。業務の流れを図やチェックリストで可視化し、属人化を防いだ結果、業務の重複やムダを把握しやすくなり、よりスムーズな運営体制が実現できるようになりました。

SoloTime 渋谷店
——— このプロジェクトの醍醐味はなんでしょうか?
厳しい市場環境でしたが、常に戦略を改善し、工夫を凝らすプロセスを繰り返してきました。毎回の施策の結果を分析し、成功した点や改善が必要な点を見極め、それを次の戦略に反映させる。この繰り返しが、自分の営業スキルやマーケティング力を向上させ、自己成長に繋がる大きな要因になったと思います。
お客様のニーズに合わせて用意した提案がうまくいった時はやりがいを感じますし、喜びと大きな達成感が得られる瞬間でもありますね。

本プロジェクトについて、東京電力ホールディングス株式会社の佐藤様にもインタビューしました。
(写真右)東京電力ホールディングス株式会社 佐藤 和之 様
(写真左)株式会社Zero-Ten Park COO 勝呂方紀

東京電力ホールディングス株式会社 ビジネスソリューション・カンパニー
ソリューション推進室_兼経営企画ユニットグループ事業管理室 事業開発担当部長
佐藤 和之 様 (写真右)
——— Zero-Ten Parkと協働されてみていかがですか?
元々、弊社グループ子会社のシェアオフィス運営業務を受託いただいており、その当時から営業力の高さは伺っておりましたが、Zero-Ten Park様との協働以降、これまで伸び悩んでいたサービスオフィスの成約数が著しく向上し、大変感謝しています。
また店舗運営業務においてもスピーディーにきめ細かな対応でお客様とやり取りいただくだけでなく、これまでのシェアオフィス運営ノウハウを踏まえた改善点をご提案いただくなど、新たな目線・視点での気づきを頂戴できる点もありがたいです。
——— 今後の展望をお聞かせください
コロナ後、出社回帰の動きが見られる中でも、都心のシェアオフィス需要は右肩上がりで、さらには出張時のWEB会議等のニーズから地方主要都市における個室ニーズは一層高まってきています。
加えて、自宅やシェアオフィス等でのリモートワークが広く定着した昨今、働く場所を選ばない自由なワークスタイルへのニーズも高まる中、SoloTimeは、今後も都心や地方大型都市等への出店・提携を推進してまいります。
また、一昨年からワーケーション企画や宿泊事業者とも連携し、より柔軟で幅広な働き方を提案してまいりましたが、今後は二地域居住の可能性にも着目した企画やサービスも提案してまいりたいと考えています。
運営統括部
梶浦 理菜
福岡県出身、東京都在住。
2017年12月に株式会社Zero-Ten Parkに入社し、「Zero-Ten Park(旧 The Company)」にて受付業務を担当しながら施設運営およびリーシング業務に従事。その後、2023年11月にWORKING PARK ENのプロジェクトを受託し、上京。
現在はSoloTimeにてリーシング業務を中心に活動中。